ミュージカルにまつわる悲しい思い出ナンバー1だったこの作品、やっと記憶を塗り替える事ができました。
夢から醒めた夢あれはもう7~8年前だったと思います。
実はイリジ、この作品のチケットを買っていました。
確かピコは樋口さんだったかな、、、(イカン、思い出すと泣けてくる)
フンフン♪と会場入りすると、そこには夢の世界が!
着席していると、見知らぬ子連れのオジサマから、
「あの、、、その席、私達のなんですけど、、、?」恐る恐るイリジの顔を見つめる子供たち。
あらっ、ワタシ、席間違っちゃった?
めんご、めんご。(死語)
そそくさと席を立ち、もう一度チケットを見直すと、
席、あってますけど???
あれーーー、
なんとっ!!!
日付が昨日。ゴーーーーーーン
イリジ、1R始まる前に退場。
一瞬だけ夢の世界を味わって、それ以降トラウマでこの作品から遠ざかっておりましてん。
イリジの完全なる手落ちでございます。(一人観劇で良かった。。。)
そんな思い出深い作品。(どんな?)
夢から醒めた夢8/31 マチネ@秋劇場
ピコ:岡村美南
マコ:土居愛実
メソ:大空卓鵬
デビル:野中万寿夫
エンジェル:有賀光一
ヤクザ:金久烈
暴走族:坂本剛
部長:菊池正
老人:山口嘉三
老婦人:佐和由梨
マコの母:あべゆき
夢の配達人:荒川努
会場の入るとすでに作品の世界が!
(ここまでは知ってる)

ライオンキングのお客さんにもご挨拶
(ここまでは知ってる)

視線も頂きました♡
(ここまでは知ってる)しつこい?

あれこれ
あらすじは
四季の公式にて。
ストーリーが面白いですね~。
赤川次郎さんの原作、読んでみたくなりました。
活字の世界観を舞台にするってとっても勇気が入りそうですが、それぞれキャラ立ってて。(笑)
ファンタジーの主軸に加えて、
大人も子供もハッと思わせる言葉が散りばめられています。
「
てめぇの事ばっかり考えやがって!」というデビルの言葉も分かりやすく印象的で。(野中さんが面白すぎたから?)
でも、少しでも「てめぇの事ばっか」でなくなれば、この世の中も少し良くなるような気持ちになりますな。
この作品、本当の意味で悪いやつがいない、というのも心が温まる理由の一つかもしれません。
悪、というか、グレーなスパイスを振りまいてくれる「ヤクザ・暴走族・部長」トリオッサンがいるのですが、
その中のお一人。
ヤクザ、、、、
ヤクザ、、、?
御神輿担いでそうなフーテンの寅さんかと思ったよ???

※画像はイメージです
あとは音楽がとてもキャッチー!
懐かしい感じのメロディだったり、もう一度口ずさめそうな曲が多くて。
個人的に好きになった曲は
「二人の世界」希望があって力強い、ピコとマコのデュエットです。
保坂さんも野村さんも若い。。。
衣装はこっちの方が好きです~。
「マコを探せ」はその名の通りピコと入れ替わった「マコ」という名前の女の子を探すナンバーなのですが、
長谷川町子、加賀まりこ、浅田真央、マツコ・デラックス、ちびまる子ちゃんまで、様々なジャンルの「M」がつく女の子?候補の名前がスクリーンに出てくるのですが、その
コピーがいちいち面白くて。
劇団四季の作品で
「マツコ・デラックス」の名前が出てくるなんて夢にも思わなかったし(笑)。
あれならその時代で新しいネタを入れられますね~。
カテコで印象的だったのは、
トリオッサン(ヤクザ・暴走族・部長の事ですよ)。
帽子を片手に、フォッシーみたいなダンスを披露。(しかもキレキレ)
今回、荒川さん・野中さん以外は初めて拝見する俳優さんばかりでしたが。。。
相変わらずダンスうまーい!
さすがは四季ですなぁ。
あとでプログラム観たら、加藤敬二さんと
謝先生の名前が~。
謝先生、四季の振り付けもやっているんですね、知らなかった!
「夢から醒めた夢」は9/1で千秋楽。
ほっこりしながら、大切なメッセージを伝える四季らしい作品デシタ。
たかびさんのレポですっかり観た気になってましたが、今、ようやくトラウマから脱却しました。
これでイリジも夢から醒めました、とさ。
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