Diorと私

つい先日、この数年の間で最大級に心が震えた映画をご紹介します。

ディオールと私

〜Dior新任デザイナーと誇り高きお針子たちのパリ・コレクションまでの8週間〜

自身のブランド、そしてジル・サンダーで活躍していたラフ・シモンズを2012年にDiorのデザイナーに抜擢。

オートクチュール未経験のラフ・シモンズが、初めてのコレクション発表するまでのアトリエをドキュメンタリー映画にしたものです。



通常4〜６ヶ月の準備期間という中で彼に与えられたのは8週間！

54体ものオートクチュールの発表まで、寝る間を惜しんでディオールの魂を吹き込む職人たちの誇りたるや、、、

パリのマダム最強説を唱えたい所存です。
職人の多くは素敵なマダムたちなのです！（もちろん男性もいますよ）


コレクション前夜、ラフ・シモンズからの駄目出しにも、

私２時間しか寝てないわよ、あはは〜

と言いながら徹夜で全て縫い直すお針子マダムたち。


発表の前夜に徹夜で刺繍のやり直しとか、、、、
もうホント想像しただけでゲロ吐きそうです。。。
おっと失礼

ひとつのプロジェクトを成し遂げる、という同じ志を持つ人たちの情熱こそがディオールが"一流"と呼ばれる所以の一つなんでしょう。

モデルとデザイナーという華々しい場面だけでなく、ディオールの宝であるアトリエスタッフにスポットが当てられた貴重な映像です。

クリエイティブに携わる人たちだけでなく、チークワークで何かを成し遂げる、または夢を実現する大人たちのよき手本として若い世代にも観て頂きたい１本です。


東京は品川プリンスシネマ（上映中）、アップリンク（6/20〜）、下高井戸シネマ（7/20〜）は観られます。
⇒劇場情報

上映終了してしまった地域も多いのでお早めに〜

infomation

ディオールと私
出演：ラフ・シモンズ / Diorアトリエ・スタッフ
公式HP
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