人生で叶えたいリストを作っている方、どのくらいいらっしゃるのでしょうか。
ここ数年のイリジのリストで不動の一位に君臨していたのは、、、

チョスンウのジキルとハイドを観る。

ミュージカル好きの皆様におかれましては、
何を今更???なのかもしれません。
イリジはここに至るまで遠回りをしていたらしいです。
【遠回りの記録】
2006年、どうやら韓国の有名な俳優さんが日本でジキハイやってるらしい。
チョスンウ?なんか聞いたことある~(←バチ当たり)
↓

2011年、たまたまチヅコ(祖母)と韓国に行き
チョスンウでチケットとってみよっかな~(←バチ当たりその2)
爆発的なチケットパワーを目の当たりにして惨敗。
↓
(このあたりから韓国通い始まる)↓

2013年、ヘドウィグにて
生スンウ↓

2013年、ラマンチャで
生スンウ(でも、やっぱりあの役で観たい!!!ザワザワ)↓
↓
↓

2014年、ジキルとハイドで
生スンウ!!


(今ここ)
もう、人生における目標が叶った日には
死ぬんじゃないかと心配しましたが、観劇後の今も無事に生きとります。

ドドーーンと看板が現れた瞬間から体温5度くらい上がってマス。。。

10周年!10周年!
オーイェーッ!!!
ジキル博士の実験室が再現されており、、、

ジキル博士の記録ノートと懐中時計!
テンションあがる、あがるわ~~
そして、イリジ。
積年の願いだったにも関わらず、ここで
痛恨のミスを犯しました。
先輩のキャストボードが、
あまりの興奮でブレブレオーマイガーーーーッ!衣装のショーケース展示もありました~。
ブルースクエアでは来韓公演のオペラ座の怪人(ブラッドリトル)の時も衣装ショーケースありましたっけ~。

(左)ジキル博士 (右)ハイド氏

(左)ルーシー (右)エマ
感想あれこれ
【キャスト】2014年11/30
ジキル博士:チョ・スンウ(マチネ) / リュ・ジョンハン(ソワレ)
ルーシー:リサ
エマ:チョ・ジョンウン
実はイリジ、同じ演目のマチソワ、初めてでした~。
移動せずに劇場付近をブラブラしてすごく、この余裕っぷりたるや!!
初めてのスンウジキルはブルースクエア1Fの最後列。
そんなの、いいんですの~っ!グラスonグラス(メガネ+オペラグラス)を最大限に活用しまして、
お隣の韓国女子に怪しい視線を投げ掛けられても、鉄のマインドでオタクモード観劇をしてやりました。
スンウ先輩が出る度に、
メガネの上からグリグリとオペラグラスを重ねる鼻息粗い女子がいたら、それはイリジです。
てへッ♡今回のジキル博士は10周年へと導いたレジェンダリーな俳優さん。
そう、、、
スンウ先輩とジョンハン先生!!!あっ、、、、
ちょ、
写真、ちが、、、
古い、古いよねーーーー!
【ジキル博士】(マチネ)
チョ・スンウお会いしとうございました。。。
生真面目で優しそうなジキル博士。
どこにでもいそうな、普通の男です。
一番驚いたのは、
ハイドの中にもジキルが生きていたこと。
というか、ジキルの中にハイドが、ハイドの中にジキルがいて、お互いの陰に抑圧・恐怖・嫉妬に怯えてるようで。
ジキルもハイドも同じ人なんだ、、、。(目からウロコ)
”左手”に象徴されるハイド。
指の動きだけでもハイドの人格が見えるようでした。
スンウ版で印象的だったのは、ハイドにもまた怯えがあるということ。
特に今回ルーシーへの愛憎やジキルへの嫉妬など、ハイドの人格にぐっと引き込まれたのは初めての経験でした。
なんですかね、、
ハイドの時、
お醤油顔なのに
セクスィーですからね。
ルーシーが逃げられないのは、恐怖だけでなくハイドから麻薬のような色香を感じてたんじゃないでしょうか。
さて、もう1人のレジェンドは、、、
【ジキル博士】(ソワレ)
リュ・ジョンハン
こちらはまた違うアプローチでして。
研究一筋、でも羽目をはずして落ちて行く危うさをもったジキル博士。
酒場でのダンスシーンでは、スンウ先輩は友達と談笑しながらチラチラとルーシーを意識する感じなんですが、
ジョンハン先生、、、
ルーシーがぶり見、微動だにせず。闇へ落ちて行く様が見て取れるようです。
そしてハイド氏あらわる。
少々
エロ変態ちっくな雰囲気もあり、(猟奇的とでも言いましょうか)
並大抵の女ではあらがう事はできないでしょうね。
何と言ってもあのセクスィーボイスで耳元で囁かれたら、
変態だろうが、
ストーカー的だろうが、その瞬間は魔法にかかったように動けないと思われます。
【ルーシー/エマ】
(左)ルーシー:リサ
(右)エマ:チョ・ジョンウン
アネゴっぽい雰囲気のルーシー。
リサさんはじめましてだったんですけど、ヘドウィグ、光化門恋歌、レベッカなどを経てのご出演なんですね。
うーーーん、もう少しパンチのある役の方が合ってそうな。
育ちの良さ、芯の強さを感じるジョンウン エマ。
儚そうに見えても、ジキルを信じきる強さを持っていないと最後で説得力がなくなってしまいますが、さすがはジョンウンエマ、
浮ついたところ1mmミリもなし。イリジとか言うヤツに爪の垢を煎じて飲ませたいくらいです。でも、なぜか西洋モノでもジョンウンさんからは東洋エッセンスを感じます。
不思議ね~。
おまけ
10周年という事だけあって、グッズ展開も楽しいことになってました。

10周年記念ロゴのマグカップ
オフィスで愛用しとりますー。

マーダー傘!
満員電車でバッと広げて
「살인!살인!」とかやってみたい衝動にかられましたが、ハイドさんにやられる前に
鉄道警察にしょっぴかれるので断念しました。
そして、、、
またも事件です!
この傘を初めて使った日、傘をたたんで5秒後に固まりました。

傘のベルト、
ぶっ壊れる。チーーーーーーーンあるよねー、あるあるぅ~~~(涙)以上、儚くも美しい夢のお話でした。
次は日本の観劇に戻ります~
infomation
公演:ジキルとハイド
劇場:ブルースクエア / その他地方公演
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