まだ続いてます、、、2014年の熟成レビュー

今思えば、この時の渡韓(2014年冬の陣)は、
母の骨折やら、
イリジ発熱するわ、
おまけに6:20発という恐ろしく早い朝便
という、なかなかの旅行でした。
地道に布教活動した甲斐あり、
Nオンニ、O君というミュージカル部の面々も勢揃い!
今回のお品書きは
マリーアントワネット
ジキルとハイド(スンウ)
ジキルとハイド(ジョンハン)
では感想まいります。
マリーアントワネットあれこれ
【キャスト】2014年11/29ソワレ
マリー・アントワネット オクジュヒョン
マルグリットアルノー ユンゴンジュ
フェルゼン ユンヒョンリョル
オルレアン公 キムジュンヒョン
(ネタバレ含みます!)日本で初演を迎えた頃に観ていましたが、
名曲揃いなものの、正直、、、
イマイチだな

と思っていた作品でした。
、、、なんですが!結論から言うと、
韓国版でこれまでマリーアントワネットに抱いていた
「モヤっと」克服できました。
というか、面白かったです

お話としては、マリーがフランスに嫁いでから首飾り事件を経て革命・ギロチンへ向かうまで。
日本版と大筋は同じものの、よりシンプルなのが韓国版です。
日本版ではどんなとこがモヤッとしてたかと言いますと、、、
モヤっと その1とにかく出演者が多かった!!当時の記憶もかなり曖昧だけど

とにかく脇を固めるキャストがまんべんなく沢山いた印象でした。
特に
カリオストロ(錬金術師?時々、狂言まわし的)
ボーマルシェ(本当の狂言まわし)
アニエス(孤児院でマルグリットの先生だった修道女)この3名は韓国版では見当たらず。
モヤっと その2マルグリットの感情の変化がミラクルすぎて、イリジ置いてけぼり。
彼女の人物像も、日韓ではすごく違う印象です。
日本版ではお世話になった娼婦館の夫人が処刑されたあたりから、
マリーアントワネットへの憎悪がものすごかったのです。
それなのに、(マリーと同じ子守唄のくだりはあったにせよ)、最後の身の翻し方に、椅子から転げ落ちそうになりました。
ブツブツ文句いってしましたが、
韓国版では、登場人物がシンプルになったこと。
そして、最後に
マリーとマルグリットは異母姉妹である、と言い切ってくれたことでかなりスッキリしました。
キャストあれこれ
【マリーアントワネット】
オクジュヒョン安定のパワフルボイス。
フランスに来たばかりの天真爛漫なマリー、革命の足音に怯えながらも母として王妃として苦悩するマリー。
今回は、それだけじゃないですよ、、、
猪木先生も顔負けの
闘魂ファイター・マリーでした。笑
首飾りよりも赤いマフラーをかけて差し上げたい。。。首飾り事件の発覚後、怒りをあらわにルイに処罰を迫るわけですが、
マリー姐さん、
ものすんげー怖い。申し分のない実力の俳優さんですが、キャラクターとしてはダブルのソヒョンさんの方が似合ってそう。
【マルグリットアルノー】
ユンゴンジュマリーアントワネット役でもいけそうなピュアな歌声のゴンジュさん。
それでいて少年のような躍動感のあるキャラクターに仕上がってして、新しいゴンジュさんの一面を見れた感じでした。
そして、やっぱり、、、
ナイスバディ。スミマセン、スミマセン、オッサン目線でスミマセンーーーーーっ!
【フェルゼン】
ユンヒョンリョル実は結構久しぶりで、
初演モーツァルトのコロレド大司教を若造が演じているーーーーっ!!で衝撃を受けたヒョンリョルさん。
イケメン枠に入る人だったんですね???(大変失礼しました)
残念ながらこの演目ではフェルゼンに
目が♡という感じでないのですが、
「(マルグリットに)君の父はオーストリア人だ!」という大変重要な台詞を言う重要な人物です。(日本版ではモヤッとしてたところ)
実にどうでもいいんですが、
今のところヒョンリョルさんにランキングを付けるとしたら、
名前呼びにくいミュージカル俳優の部、第一位に認定したいと思っています。
いつか機会があったら、どこかのテレビ局のアナウンサーに
『ユン・ヒョンリョルって3回言ってみて!』と喧嘩売ってみたいです。
【オルレアン侯】
キムジュンヒョンアイーダぶりのジュンヒョンさん。何を着てもイケメソですなぁ!!
オルレアン侯といったら、悲しいかな

こちらが刷り込まれておりましたので、そのビジュアルの違いに大変な衝撃を受けました。
今思うと、日本版は狂言回しがキワモノ揃いだったので、オルレアン公はこのくらいのノーマル具合が作品には丁度良かったです。
ジュンヒョンさん、バルジャンではなくてジャベールで見たいなぁ。。。
【ルイ16世】
イフンジンもうコロコロしてて、本当にかわいいルイです。
もしも鍛冶屋に〜のナンバーがあまり心にグッとこなかったのは、
少しカットされてたかな?韓国語が分からないせい?
禅さまの鍛冶屋、もう一度聴きたい〜〜〜
今回、衣装に日本人が参加していたそうですね。
色合いや仕上がりの繊細さもいつもの韓国ミュージカルとは違ったものでした。
シャーロッテは帝国劇場ほど大きくないので、ドレスのスペースが舞台上で確保できないのか、
正面は幅広、横向くと薄い仕上がりに。
日本でもややそんな印象ありますけど、それが極端だったのが興味深かったです。
あとは韓国版に一つだけ申し上げたい!あの、、、
カツラがちょっと、、、
モニョモニョ。。。
うなじから黒髪見えちゃってますがなーーーっ!!オーマイガーーーーッどうか、、、
どうか、スタジオAD(アデランス)のヘアメイクアーティストさまを
大至急派遣してくださいぃぃ〜〜〜
イリジ心の雄叫びを結びの言葉と代えさせて頂きます。
いつもながらシャーロッテ劇場は演目ごとのロビー演出凝ってました^^おしまい。
infomation
公演:マリーアントワネット
日程:11/1~2015年2/1まで
劇場:シャーロッテ劇場
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