熱帯夜にアミューズシアター【風月主】
- 2013/07/12
- 08:00
連日の猛暑に見舞われる東京、ムンムンする芋洗い坂を下って訪れましたのは、、、『六本木アミューズミュージカルシアター』
ミュージカル「風月主」
ヨル:イ・ユル
サダム:イ・チャンヨン
今年4月にオープンしたミュージカル専用の劇場で、韓国のオリジナルミュージカルを次々と上演しております。
実はカフェイン、シングルスも観ていたけど何かモヤモヤしてるし(この2本は劇場のサイズと合わない感じがしてもったいなかった)
この風月主だって、「禁断の愛」だなんて変ちくりんなコピーが付けられちゃって、、、と思ってたけど、
大粒の涙が出ちまったことを、ここに告白致します。
(ざっくりあらすじ)
古代新羅の時代、”風と月の主”と呼ばれる男性妓生たちが身分の高い女性に喜びを与えて接待する”ウルン”という場所が存在した。
幼い頃から一緒育ったサダムに想いを寄せながらも女王の寵愛を受けるヨル。想いはサダムも同じ。
女王は病と宮中での柵で孤独に苛まれながらもヨルの心の中に自分の居場所を求めるが、ヨルの心にあるのはサダムただ一人だと知る。宮中へヨルを招き入れる為にサダムを脅迫するが、、、
あのですね、、、
どうかすると「禁断の愛」方向に転がってしまうところ、ところがドッコイ、
今回、イ・ユルさん所見だったのですが、感情を押し殺して、押し殺して出てくる言葉のトーンがリアルすぎる。『報われない愛』を題材にした脚本は、舞台になると声を荒げて「なぜだぁああぁぁあ~」みたいな演出になったりる事もありますが、ヨルの言葉は、「淡々と、でも重い」。
そしてイ・チャンヨンさん演じるサダムは、ヨルへの深い愛情があるからこその「彼の道」へと突き動かされるわけですが。。。
昨年夏の「ラマンチャ」以降、”サンチョdeチャンヨン”の印象から上書きしておりませんでしたので、登場するまで”風月主とサンチョの恋物語だったらどうしよう、、、”といらぬ心配をしておりました。(ごめんなさい)
さすがのチャンヨンさん、サンチョなんて微塵も感じさせません。(そりゃそうだ)そしてウィスパー高音でも全くぶれる事がないという鉄壁の歌唱力。
ストプレにしても遜色ない、二人の息のあった芝居に大満足。んもぅ、ソウルからわざわざ来てくれて、こんな公演みせてくれたなら、つるとんたんでうどんおごっちゃるっ!!!(リーズナボー)とでも言いたいくらい。
あとは何と言っても訳詞が美しかった。韓国語で理解したかったけれど、やっぱレベル2(トゥー)ですからね。(しつこい?)そうは問屋がおろしませんね。
それから韓国の伝統楽器(ヘグム?とか太鼓)の音色がまたいっそう物悲しくさせるのだな。
アミューズミュージカルシアター3本目にして、これはっ!と思う作品に出会えました。
風月主<公式HP>
六本木アミューズミュージカルシアター<アクセス>
見切れ席のサンキューチケット(3,900円)やテハンノシート(3,000円※当日券のみ)もあるらしいので、ブラリと立ち寄れる方は是非オススメします。
当日券の発売枚数はその日に発表になりますのでご確認くださいませ。
あっちを見ればヒルズ、こっちを観れば東京タワーなアミューズミュージカルシアター。
アミューズさん、日本のオリジナルミュージカルも上演してくらはい♡
ミュージカル「風月主」
ヨル:イ・ユル
サダム:イ・チャンヨン
今年4月にオープンしたミュージカル専用の劇場で、韓国のオリジナルミュージカルを次々と上演しております。
実はカフェイン、シングルスも観ていたけど何かモヤモヤしてるし(この2本は劇場のサイズと合わない感じがしてもったいなかった)
この風月主だって、「禁断の愛」だなんて変ちくりんなコピーが付けられちゃって、、、と思ってたけど、
大粒の涙が出ちまったことを、ここに告白致します。
(ざっくりあらすじ)
古代新羅の時代、”風と月の主”と呼ばれる男性妓生たちが身分の高い女性に喜びを与えて接待する”ウルン”という場所が存在した。
幼い頃から一緒育ったサダムに想いを寄せながらも女王の寵愛を受けるヨル。想いはサダムも同じ。
女王は病と宮中での柵で孤独に苛まれながらもヨルの心の中に自分の居場所を求めるが、ヨルの心にあるのはサダムただ一人だと知る。宮中へヨルを招き入れる為にサダムを脅迫するが、、、
あのですね、、、
どうかすると「禁断の愛」方向に転がってしまうところ、ところがドッコイ、
今回、イ・ユルさん所見だったのですが、感情を押し殺して、押し殺して出てくる言葉のトーンがリアルすぎる。『報われない愛』を題材にした脚本は、舞台になると声を荒げて「なぜだぁああぁぁあ~」みたいな演出になったりる事もありますが、ヨルの言葉は、「淡々と、でも重い」。
そしてイ・チャンヨンさん演じるサダムは、ヨルへの深い愛情があるからこその「彼の道」へと突き動かされるわけですが。。。
昨年夏の「ラマンチャ」以降、”サンチョdeチャンヨン”の印象から上書きしておりませんでしたので、登場するまで”風月主とサンチョの恋物語だったらどうしよう、、、”といらぬ心配をしておりました。(ごめんなさい)
さすがのチャンヨンさん、サンチョなんて微塵も感じさせません。(そりゃそうだ)そしてウィスパー高音でも全くぶれる事がないという鉄壁の歌唱力。
ストプレにしても遜色ない、二人の息のあった芝居に大満足。んもぅ、ソウルからわざわざ来てくれて、こんな公演みせてくれたなら、つるとんたんでうどんおごっちゃるっ!!!(リーズナボー)とでも言いたいくらい。
あとは何と言っても訳詞が美しかった。韓国語で理解したかったけれど、やっぱレベル2(トゥー)ですからね。(しつこい?)そうは問屋がおろしませんね。
それから韓国の伝統楽器(ヘグム?とか太鼓)の音色がまたいっそう物悲しくさせるのだな。
アミューズミュージカルシアター3本目にして、これはっ!と思う作品に出会えました。
風月主<公式HP>
六本木アミューズミュージカルシアター<アクセス>
見切れ席のサンキューチケット(3,900円)やテハンノシート(3,000円※当日券のみ)もあるらしいので、ブラリと立ち寄れる方は是非オススメします。
当日券の発売枚数はその日に発表になりますのでご確認くださいませ。
あっちを見ればヒルズ、こっちを観れば東京タワーなアミューズミュージカルシアター。
アミューズさん、日本のオリジナルミュージカルも上演してくらはい♡
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- テーマ:観劇
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- カテゴリ:韓国ミュージカル
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