All new モーツァルト！

モーツァルト！
7/29（日）マチネ
＠世宗文化会館 大ホール


【この日のキャスト】

あぁ、写真ボケボケだわ。。。




ノートルダム以来の世宗文化会館。

ALL NEW !と銘打つだけあって、舞台、衣装、追加曲など、これまで観ていたものと大きく違いました。

これまでのモーツァルト！は、神童と言われた才能(アマデ) との関係が色濃い印象でしたが、、、？

今回は！
レオポルト、コロレド大司教との関係も存在感が増していた、カナ。

特に、2幕ラスト、コロレドの見せ場がまだあるぅー！！
↑もちろん曲も追加↑

全体的に少し長いなぁ～～～と感じたものの、やっぱりモーツァルト！は音楽が素敵^^



ヴォルフガング：パク ウンテ

実はウンチャルトは今回初めて！
歌のウマさはもちろんですが、余裕があって、遊び心があって、奔放で、孤独で、狂気もあって。。。
大役を経て、とても色んな意味で乗っているウンテさまを観られて、ホント～～～に良かったです。
特に、一幕ラストのコートを脱ぎ捨てて覚醒する『影を逃れて』は、少々チビリそうになりました。（失礼）



コンスタンツェ：チョンジェウン

小柄でクルクル表情変わって可愛らしい。
いい感じにアバズレ感（これ必要）もあって、コンスタンツェらしかったです。
演出変わったせいなのか、何となく印象が薄くなったような。。。



コロレド大司教：キムスヨン

色んな意味で新鮮なコロレド。
２幕後半では最後までヴォルフガングを追いつめるシーンも増えて、存在感増してます！
、、、が、スヨンさま声はハイトーンだし、シュッとしているので、絶対的な権力者の貫禄はあと少し、、、かな。
個人的には、数多くの大役をこなす山口さまに一番似合っているのは、バルジャンよりもコロレド大司教だと思っているので、そのイメージが大きいかもしれないなぁ。



レオポルト：パクチョルホ

こちらもヴォルフガングに多大なる影響を与える役どころ。
やや地味目で家庭的な雰囲気あり、厳格でヴォルフを抑圧するほでない、ような。
でも、何でしょう。。。
すっごい良いお父さんっぽい。笑



男爵夫人：チャジヨン

何となくイメージ違うかなぁと思っていたけれど、フタを明けたら男前な男爵夫人で好き！
日本版は高貴で、表現違うかもしれないけど、”ちょっと妖精っぽい”、（そして当たり外れある）印象でした。
こちら韓国版では、力強く後押ししながら、ウィーンの煌びやかな世界で俗っぽい姿もある、人間味のある男爵夫人。カナ？
ヨンスクさん然り、星金ラストを地声で歌ってくれる満足感たるや～！



ナンネール：イムガンヒ

落ち着いた声の割に若く見えるので、ヴォルフの妹？のよう。
でも歌うと思慮深い姉感あります。
初演からのペへソンさんも素敵ですけど、由美子ちゃんも好きでした。



シカネーダー：チョソンジ

初演のスンデさま、今回のソンジさま、やっぱり韓国版は薄味シカネーダーなんだな。
デフォルトが、かの有名な吉野さま、そして未だに彼を超えるエンターテーナーdeシカネーダーを観た事がないです。（というか、日本でも他の人やってないし。。。）
途中から松木安太郎に見えてきて、それが可笑しかったけれども。。。



最後に、日韓で願望キャストなぞを妄想してみました。
実績ありの役者さんに限定します

ヴォルフガング：
パクウンテ / 中川晃教 / 井上芳雄
コンスタンツェ：
チョンソナ
コロレド大司教：
山口佑一郎
レオポルト：
ソボムソク
男爵夫人：
シンヨンスク / チャジヨン / 香寿たつき
シカネーダー：
吉野圭吾
ナンネール：
ペヘソン / 高橋由美子

妄想だけならタダよね～～～^^



そんなワケで、All new 韓国版モーツァルト！。
新演出ウンヌンではなく、All new ウンテ劇場だったな～、なんてキュンキュンしながら最後の観劇を終えました、とさ

公演情報

地方公演：
広州文化芸術会館大劇場（8/23～8/24 ）
昌原城山アートホール大劇場（8/30～8/31）
大邱命令アートセンター（9/19～9/21）
釜山文化会館大劇場（9/13～9/14）
出演：
임태경（イムテギョン）,박은태（パクウンテ）,박효신（パクヒョシン）,김소향（キムソヒャン）,정재은（チョンジェウン）,김수용（キムスヨン）,박철호（パクチョルホ）ほか
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