ソウル観劇 프랑켄슈타인 フランケンシュタイン
- 2014/04/29
- 00:45
もう、もう、、、
ずいぶん昔の話になってしまいました。
連日帰って眠るだけの日々が続いているので(まだ終わっていない)、とりあえず記録だけでも~。。。

프랑켄슈타인
フランケンシュタイン
@忠武アートホール
ふだん、あまりおかわり観劇しないのですが、今回ばかりは事前に2回観る!
と、決めてからソウル入りしました。
4/12マチネ

リュ・ジョンハン / パク・ウンテ / アン・シハ / ソ・ジヨン
4/13ソワレ

リュ・ジョンハン / ハン・チサン /リサ / ソ・ジヨン
日程の関係で、ビクターは両日ジョンハン先生、アンリはウンテさま→チサンさま の順で観ることに。
結果、
初めと締めにフランケン観劇して大正解!
帰りの飛行機でも余韻に浸りながら、大満足の観劇旅行だったのです~
スミマセン、あらすじは簡単にすっ飛ばしますが、思い出せることをツラツラと。。。
字幕なしの観劇、少し不安に思っていました。
、、、が、オーバーチュアが始まると、その曲のスケール感に引き込まれて、ぐいぐいとフランケンの世界に。
【ハイライト】
このスケール感、すごい~
戦争下での科学者ビクターと外科医(?)アンリの出会い
生命の再生を追求するビクター、戸惑いながらも共鳴し始めるアンリ
ビクターが生命の再生にこだわる理由
研究を追い求めるあまりに起きたできごと、アンリにふりかかる事件
極限の状況に置かれながらも深い絆で繋がっている2人
狂気的にアンリを再生させようとするビクター
ずーーーっと舞台に呑み込まれれるように観ていると終わってしまいます。
テンポよく、それでいてポイントを分かりやすく表現してくれているので、言葉が分からなくても大筋はだいたい理解できると思います。
ふたりの出会いやビクターの過去など、時間軸が前後するのですが、観客がおいてけぼりにならないように、すごく丁寧にシーンを作ってあります。
それなのにスピード感があって!
韓国オリジナル、
恐ろしや。。。
イエイエ、正直、感激ですっ。
キャストそれぞれのビッグナンバーはもちろん、姉エレンが過去を紡ぐ場面と、ビクターが姉の死を悲しむ場面が同じ旋律だったりと、ふとした瞬間に心にハマる曲が多かったです。
ビクターフランケンシュタイン/ジャック 役:

リュ・ジョンハン(両日)
ジョンハン先生ってば、本当に「先生」が似合う。
溢れ出るインテリジェンスと、他にNoと言わせない存在感は、一朝一夕に出来るものじゃないです。。。
母の死から生命の再生に固執するビクター。
幼少時代の思いを引きずったまま大人になってしまったビクター。
協力者であり、自分を理解してくれるアンリを失って、その生命の再生への執着はさらにエスカレートし、とうとう怪物を創り出す。
『アンリを蘇らせたい』という想いと、実験の追究が交錯しながら。。。
その狂気じみた姿が、私の目には怪物に見えました。
特にこのナンバーは、ジョンハン先生のために書かれた曲じゃないかな、と。
【위대한 생명 창조의 역사가 시작된다】
残念ながら、ジョンハン先生ではないのですが、それはそれは圧倒的な歌声で聴かせてくれました。
今回の見所のひとつ、
一人二役では、
今だかつて見たことのない

オネェ系ジョンハン先生
の姿があり、
そして、
一番衝撃的だったのは、
酒場でボコられるビクターが、
아파 아파~~(痛い 痛い~)
と言いながら、グーでポカポカ

するくだり。
あの、、、先生?
最強に可愛いのですが、何か!?
圧倒的な歌声のジョンハン先生
ノビ太なジョンハン先生
コサックダンスをするジョンハン先生
オネェ系ジョンハン先生
などなど、新しい魅力を存分に楽しめる演目となっております。
あっ、一つ。
あれだけジュリアをないがしろにしながら研究に没頭したのに、3年後ラブラブでジュリアと結婚するビクターにはずっこけそうになりましたが~~~。
なんでやねんっ
アンリ・デュプレ/怪物 役:

パク・ウンテ(1日目)
何はさておき、ジョンハンビクター&ウンテアンリを見たかったのです。。。
ウンテさんのアンリは、冷静で、静かに、寂しさもあるけれど、その瞳はとても温かい眼差しを持っていました。
怪物になってから、見世物小屋で登場すると、
はぁ~~~~ん。。

と声にならないため息を漏らしてしまった腐女子、それはワタシです。
以前はヒョロっとした印象でしたが、ずいぶん肉体改造されたようで、ケンシロウの何歩か手前までいってました。
皆さんご存知の突き抜けるハイトーン、もちろん12分に聴かせてくれます。
今回、新たに素敵だなぁ
と、思ったのは、
感情を押し殺したウィスパーボイスが、異常にセクシーであること。
特に怪物になってから、
淡々と、それでも、哀しみと、怒りと、切なさをまとった声。
これは、
ドキュメンタリーか何かで、
ナレーションやって欲しいです。
そして、テレビを目の前に、
ヘッドホンでウンテさまのナレーションを独り占めした日には、
ご飯3杯くらいペロリ
と食べられそうです。
너의 꿈 속에서
난 괴물 I AM MONSTER
さて、もう一人のアンリは、、、

ハン・チサン(2日目)
ウンテアンリが孤高の存在ならば、こちらは人間らしさを持った怪物。
アンリの時は、男気すら感じるチサンさま。
ところが一転、
怪物になってからは、捨てられた子犬のような表情が印象的でした。
キューーーーーーーン
怪物になった瞬間、駆け寄るビクターの手の匂いを嗅ぐんです。
まだ心が形成されていない怪物ですが、
直感的にビクターの手に吸い寄せられる姿は、愛おしい人の温もりを求めるようにも見えました。
カテコではジョンハン先生を目の前に涙ウルウルのチサンさま。
本編で叶わなかった想いが込み上げてくるのだそうです。
こっちも、もらい泣きしたけどね!!!


そしてチサンさま、何と言っても
滑舌クリアなこと、この上なし!
願わくば、
韓国語教材のCDは、チサンさまでお願いしたい。
そんでもって、時々歌ってくれたなら、
イリジの学習もモーレツにはかどりそうです!!
いや、ホントに~~~
余談ですが、わたしが観劇した日に、1幕ラストでコートを気損ねてしまったアンリ。
コートをその場に脱ぎ捨て、パンイチで窓から逃亡する、というアクシデントに見舞われましたが、2幕アタマでコートを持って逃げるに補足され、3年後には無事コートを来て現れました。。。
にしても、3年間も同じコートって、(ほぼ一張羅だし)、、、
どんだけビクターに執着しとるんじゃ~~~
너의 꿈 속에서
난 괴물 I AM MONSTER
ジュリア役:

アン・シハ(1日目)
しっかりした声なので、お嬢さんよりも下女の時の方が本領発揮しているアンシハさま。

リサ(2日目)
ジュリアでは、声の線が細いなぁと思ったけれど、こちらも力強い下女を披露してくれたリサさま。
はすっぱ女子で本領発揮する
韓国ミュージカル女優さん多し。笑
そうだ、下女が怪物と心を通わせたにもかかわらず、最後は怪物を裏切ってしまう、、、のあたりの理由が良く分からなかったなぁ。。。
エレン役:

ソ・ジヨン
ストーリーテラーも担いながら、ビクターへ大きな愛情と憂慮するエレンお姉さま。
ビクターの過去を語る時のメロディが好きです。
そして、このお方もぶったまげる2役目。
見世物小屋の女主人では、信じられない高音を、信じられない声量で歌い上げます。
どうなってるんでしょう、その喉???
問題の”見世物小屋・女主人”大絶叫。
結論から申しますと、
どの方でも申し分ない演技・歌とコサックダンスを披露して下さると思いますので、
ビクター、アンリはお好みで、
または2人の相性で選ぶのも楽しそうです。
個人的にはジョンハン先生にはチサンアンリが合う気がしました。

そして、今回観られなかったけど
ウンテアンリと一緒に観たいのはユ・ジュンサンビクター。

そして、
カーテンコールで、
同じデザインのコートの後ろ姿を見たら、

あぁ、2人でフランケンシュタイン城へ帰っていくのね。。。
とスイッチが入り、再度号泣してしまう恐れがあります。
どうか、みなさま。
カーテンコールまでお気をつけて。
【カーテンコール】
最後に。
今回の観劇にあたり、仲良しの韓ミュー
師匠ブログのフランケンシュタイン広場には、大変お世話ににりました~

1回目は真っさらな気持ちで観劇 → フランケン広場で学習 → 2回目観劇(ダダ泣き
)
で、数倍楽しい観劇になりました。
観劇前後にゼヒ熟読してくださいませ♡
予習のためのフランケン記事 →コチラ
フランケン広場その1 →コチラ
フランケン広場その2 →コチラ
ミュージカル/韓国ミュージカル/ブログ/レポ/レビュー/演劇/感想/舞台/観劇/劇団糸へんの楽屋口/糸へん/イリジ
ずいぶん昔の話になってしまいました。

連日帰って眠るだけの日々が続いているので(まだ終わっていない)、とりあえず記録だけでも~。。。


프랑켄슈타인
フランケンシュタイン
@忠武アートホール
ふだん、あまりおかわり観劇しないのですが、今回ばかりは事前に2回観る!
と、決めてからソウル入りしました。
4/12マチネ

リュ・ジョンハン / パク・ウンテ / アン・シハ / ソ・ジヨン
4/13ソワレ

リュ・ジョンハン / ハン・チサン /リサ / ソ・ジヨン
日程の関係で、ビクターは両日ジョンハン先生、アンリはウンテさま→チサンさま の順で観ることに。
結果、
初めと締めにフランケン観劇して大正解!
帰りの飛行機でも余韻に浸りながら、大満足の観劇旅行だったのです~

ストーリーあれこれ
スミマセン、あらすじは簡単にすっ飛ばしますが、思い出せることをツラツラと。。。
字幕なしの観劇、少し不安に思っていました。
、、、が、オーバーチュアが始まると、その曲のスケール感に引き込まれて、ぐいぐいとフランケンの世界に。
【ハイライト】
このスケール感、すごい~






ずーーーっと舞台に呑み込まれれるように観ていると終わってしまいます。
テンポよく、それでいてポイントを分かりやすく表現してくれているので、言葉が分からなくても大筋はだいたい理解できると思います。
ふたりの出会いやビクターの過去など、時間軸が前後するのですが、観客がおいてけぼりにならないように、すごく丁寧にシーンを作ってあります。
それなのにスピード感があって!
韓国オリジナル、
恐ろしや。。。
イエイエ、正直、感激ですっ。
キャストそれぞれのビッグナンバーはもちろん、姉エレンが過去を紡ぐ場面と、ビクターが姉の死を悲しむ場面が同じ旋律だったりと、ふとした瞬間に心にハマる曲が多かったです。
キャラクターあれこれ
ビクターフランケンシュタイン/ジャック 役:

リュ・ジョンハン(両日)
ジョンハン先生ってば、本当に「先生」が似合う。
溢れ出るインテリジェンスと、他にNoと言わせない存在感は、一朝一夕に出来るものじゃないです。。。
母の死から生命の再生に固執するビクター。
幼少時代の思いを引きずったまま大人になってしまったビクター。
協力者であり、自分を理解してくれるアンリを失って、その生命の再生への執着はさらにエスカレートし、とうとう怪物を創り出す。
『アンリを蘇らせたい』という想いと、実験の追究が交錯しながら。。。
その狂気じみた姿が、私の目には怪物に見えました。
特にこのナンバーは、ジョンハン先生のために書かれた曲じゃないかな、と。
【위대한 생명 창조의 역사가 시작된다】
残念ながら、ジョンハン先生ではないのですが、それはそれは圧倒的な歌声で聴かせてくれました。
今回の見所のひとつ、
一人二役では、
今だかつて見たことのない

オネェ系ジョンハン先生

そして、
一番衝撃的だったのは、
酒場でボコられるビクターが、
아파 아파~~(痛い 痛い~)
と言いながら、グーでポカポカ



あの、、、先生?
最強に可愛いのですが、何か!?




などなど、新しい魅力を存分に楽しめる演目となっております。
あっ、一つ。
あれだけジュリアをないがしろにしながら研究に没頭したのに、3年後ラブラブでジュリアと結婚するビクターにはずっこけそうになりましたが~~~。
なんでやねんっ

アンリ・デュプレ/怪物 役:

パク・ウンテ(1日目)
何はさておき、ジョンハンビクター&ウンテアンリを見たかったのです。。。
ウンテさんのアンリは、冷静で、静かに、寂しさもあるけれど、その瞳はとても温かい眼差しを持っていました。
怪物になってから、見世物小屋で登場すると、
はぁ~~~~ん。。


と声にならないため息を漏らしてしまった腐女子、それはワタシです。
以前はヒョロっとした印象でしたが、ずいぶん肉体改造されたようで、ケンシロウの何歩か手前までいってました。
皆さんご存知の突き抜けるハイトーン、もちろん12分に聴かせてくれます。
今回、新たに素敵だなぁ

感情を押し殺したウィスパーボイスが、異常にセクシーであること。
特に怪物になってから、
淡々と、それでも、哀しみと、怒りと、切なさをまとった声。
これは、
ドキュメンタリーか何かで、
ナレーションやって欲しいです。
そして、テレビを目の前に、
ヘッドホンでウンテさまのナレーションを独り占めした日には、
ご飯3杯くらいペロリ
と食べられそうです。

너의 꿈 속에서
난 괴물 I AM MONSTER
さて、もう一人のアンリは、、、

ハン・チサン(2日目)
ウンテアンリが孤高の存在ならば、こちらは人間らしさを持った怪物。
アンリの時は、男気すら感じるチサンさま。
ところが一転、
怪物になってからは、捨てられた子犬のような表情が印象的でした。
キューーーーーーーン

怪物になった瞬間、駆け寄るビクターの手の匂いを嗅ぐんです。
まだ心が形成されていない怪物ですが、
直感的にビクターの手に吸い寄せられる姿は、愛おしい人の温もりを求めるようにも見えました。
カテコではジョンハン先生を目の前に涙ウルウルのチサンさま。

本編で叶わなかった想いが込み上げてくるのだそうです。
こっちも、もらい泣きしたけどね!!!



そしてチサンさま、何と言っても
滑舌クリアなこと、この上なし!
願わくば、
韓国語教材のCDは、チサンさまでお願いしたい。
そんでもって、時々歌ってくれたなら、
イリジの学習もモーレツにはかどりそうです!!
いや、ホントに~~~

余談ですが、わたしが観劇した日に、1幕ラストでコートを気損ねてしまったアンリ。

コートをその場に脱ぎ捨て、パンイチで窓から逃亡する、というアクシデントに見舞われましたが、2幕アタマでコートを持って逃げるに補足され、3年後には無事コートを来て現れました。。。

にしても、3年間も同じコートって、(ほぼ一張羅だし)、、、
どんだけビクターに執着しとるんじゃ~~~
너의 꿈 속에서
난 괴물 I AM MONSTER
ジュリア役:

アン・シハ(1日目)
しっかりした声なので、お嬢さんよりも下女の時の方が本領発揮しているアンシハさま。

リサ(2日目)
ジュリアでは、声の線が細いなぁと思ったけれど、こちらも力強い下女を披露してくれたリサさま。
はすっぱ女子で本領発揮する
韓国ミュージカル女優さん多し。笑
そうだ、下女が怪物と心を通わせたにもかかわらず、最後は怪物を裏切ってしまう、、、のあたりの理由が良く分からなかったなぁ。。。
エレン役:

ソ・ジヨン
ストーリーテラーも担いながら、ビクターへ大きな愛情と憂慮するエレンお姉さま。
ビクターの過去を語る時のメロディが好きです。
そして、このお方もぶったまげる2役目。
見世物小屋の女主人では、信じられない高音を、信じられない声量で歌い上げます。
どうなってるんでしょう、その喉???

問題の”見世物小屋・女主人”大絶叫。
結論から申しますと、
どの方でも申し分ない演技・歌とコサックダンスを披露して下さると思いますので、
ビクター、アンリはお好みで、
または2人の相性で選ぶのも楽しそうです。
個人的にはジョンハン先生にはチサンアンリが合う気がしました。

そして、今回観られなかったけど
ウンテアンリと一緒に観たいのはユ・ジュンサンビクター。

そして、
カーテンコールで、
同じデザインのコートの後ろ姿を見たら、

あぁ、2人でフランケンシュタイン城へ帰っていくのね。。。
とスイッチが入り、再度号泣してしまう恐れがあります。
どうか、みなさま。
カーテンコールまでお気をつけて。
【カーテンコール】
最後に。
今回の観劇にあたり、仲良しの韓ミュー
師匠ブログのフランケンシュタイン広場には、大変お世話ににりました~


1回目は真っさらな気持ちで観劇 → フランケン広場で学習 → 2回目観劇(ダダ泣き

で、数倍楽しい観劇になりました。
観劇前後にゼヒ熟読してくださいませ♡
予習のためのフランケン記事 →コチラ
フランケン広場その1 →コチラ
フランケン広場その2 →コチラ
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- テーマ:観劇
- ジャンル:学問・文化・芸術
- カテゴリ:韓国ミュージカル
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