インドカレーの洗礼

今日は、心に決めていた事がありました。

ランチは、

インドカリーな気分だぁ～っと。


朝から、ナンが食べたかったんだもの～。



そして、オフィス近くのインドカリー屋さんへフラリと吸い込まれて行きました。


キレイ目のしつらえの、小洒落た雰囲気


いらっしゃいませ～


にゅっと顔を出したのは、インド人らしきシェフかしら。

↑ほんとにこんな感じ


シーーーーン。
あらっ、静かな店だね～



サラリーマンの男性が数人、大きなテーブルで相席しています。


ラッキー！
すいてるし、奥の席すわろーっと


と思ったら、


テーブルメイキングするので、
その席はダメです。
キッパリ



へっ？
あぁ、そうなの。
まぁいいか、ハイ、この席ですね～。


サラリーマンの集う大きなテーブルへ。
着席して、メニューをゴリゴリ眺めます。





ここは王道バターチキンで！


すると、ターバンシェフ、再び登場。


ターバン：ご注文どうぞ～
イリジ：えっと、バターチキンと、、、ナンで！


すかさずターバン、


ナンはありません。
キッパリ



な、
ナンですとーーーー！？


ちょっと、ちょっと、
ターバン巻いてるソコのあなた、


NO ナン
NO カリー


ですってば。


ターバン巻いてる暇があったら、
ナンこねてくださいよっ。




表の看板にナンの写真あったぢゃ～～～ん。。。
↑この時点で90%くらいどうでも良くなってる。



心の動揺抑えきれないまま、バターチキンカリーと(望んでいない)サフランライスを待つ。



それにしても、


シーーーーン


カチャカチャ、、(スプーンの音)


シーーーーン


む、む、
無音のプレッシャーが怖い。。。



中央のテーブルに寄せ集められた大人たち。

しかも、テーブルメイキングなんて、してないじゃん！


イリジたちの話し声も、コソコソ、ヒソヒソ、小さな声になってしまいます。



う～～ん、気まずい。


おそらく、皆、同じ気持ちだったハズ。


したらば、斜め向かいの男性が、


うぅぇほっ
↑辛いのと気まずいのでむせた


勢いとまらず、


ガチャーーン
スプーン落とした。


すっ、

すみません。
ぅげほっ
↑もっとむせてる




ごめんなさい、
吹き出しちゃいましたっ



なんですか、

スプーン落としたくらいで

謝らせてしまうこのプレッシャーは。。。




お、も、て、な、し、
とは対極にある、
ナンを作らないインドカリー屋さん。


きっと、もう入ることはないでしょう。

はぁ、ナン食べたかったなぁ。。。