2ペンスを鳩に
- 2014/04/01
- 08:00
週末は、こちらの作品でホロリしてましたの。。。

ウォルト・ディズニーの約束
ウォルト・ディズニー:トム・ハンクス / P.L.トラヴァース:エマ・トンプソン
(あらすじHPより)
『メリー・ポピンズ』映画化を目指すウォルト・ディズニーと、それを阻もうとする原作者のP.L.トラヴァース。
ハリウッドにやってきた彼女は、ウォルトたち映画製作者が提案する脚本アイディアをことごとく否定する。
なぜ彼女は頑に「メリー・ポピンズ」を守ろうとするのか?
その答えが、幼い頃の彼女と父親の関係にあると知ったウォルトは、映画化実現への最後のチャンスをかけてトラヴァースに”ある約束”をする・・・。
エマ・トンプソンさま 演じる原作者のトラヴァース夫人、、、
世も時代なら『ああ言えば○祐』と言われかねないほどの言葉の応酬がすごすぎて、笑ってしまいます。
他愛のない会話の受け答えから、製作陣との脚本読み合わせまで、
正直、
近くにあんな人いなくて良かった。。。
と、そう思いました。(笑)
その気難しさは最後の涙を誘うシーンでもブレることなく、
「本当にもう、この人は、、、!」
とイリジも泣き笑いしたものです。
さて、トム・ハンクスさま演じるウォルトもまた、アメリカ人代表のような。
(あぁ、でも運転手さんの方がアメリカ人代表っぽいかな)
トラヴァース夫人を説得したのは「夢のような魔法」ではなかった、というのが良かったけれど、プレミア試写会への招待で放った ウォルトの一言 があまりにも衝撃的
で、
『そんな扱いかーーーーいっ???』
ウォルトさんにツッコミ入れたくなりました。
この一言により、結局はウォルト側とトラヴァース夫人は、最後までうまくいってなかったのでは、、、という疑惑が残ってしまいました。。。笑
夢の世界を創造した2人。
一方で、幼い頃の家族との悲しい思い出が基になっていた、という側面が印象的だったのと、
幼少期の体験や過去の傷はあるにせよ、人は何にでもなれる可能性がある
と思わずにはいられない作品でした。
そして、
もう一度メリーポピンズが観たくなる!
という製作の思惑に?、まんまとハマったイリジでございます。
そんな訳で、家のDVDを捜索して再び。。。
ミュージカルで好きな曲は?
と聞かれたら、5本の指に入るくらい好きな曲です。
2ペンスを鳩に (Feed the Birds -Tuppence a Bag-)
「チム・チム・チェリー」や、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」 はとても有名な曲なので、映画を見ていなくても聞けば分かると思います。
でも、見終わったあと口ずさんでしまうのは、いつもこの曲かなぁ~。
夢のような魔法で子供達に色んなお作法を楽しく教えているメリーポピンズですが、この曲では、もの悲しいメロディに載せて、2ペンスを鳩の餌売りのお婆さんに、と歌って聞かせます。
たった2ペンス。
(1910年でいう20円くらい?)
銀行に預けたり、凧の紙と糸を買う事もできる。
『無駄遣いだ』
と言われても、一袋2ペンスの餌を買って、鳩や餌売りのお婆さんにささやかな幸せを与えることもできる。
ウォルト・ディズニーの約束を見ると、
夢のようなファンタジーだけでなく、2ペンスの価値、餌売りのおばあさんに象徴された”現実との向き合い方”と結びついた気がします。
少し異質ともいえる この曲は、原作者の悲しい経験に裏付けされた現実だったんでしょうか。
【Feed The Birds (Julie Andrews)】
2ペンスを鳩に (Feed the Birds -Tuppence a Bag-)
Early each day to the steps of Saint Paul’s
the little old bird woman comes.
In her own special way to the people she calls,
“Come, buy my bags full of crumbs;
Come feed the little birds,
show them you care and you’ll be glad if you do;
Their young ones are hungry, their nests are so bare;
All it takes is tuppence from you.
Feed the birds, tuppence a bag.
Tuppence, tuppence, tuppence a bag.
Feed the bird,
that’s what she cries,
while overhead, her birds fill the skies.
All around the cathedral, the saints and apostles
look down as she sells her wares.
Although you can’t see it,
you know they are smiling each time
someone shows that he cares.
Though her words are simple and few,
listen, listen, she’s calling to you.
“Feed the birds, tuppence a bag.
Tuppence tuppence tuppence a bag.”
ミュージカル/韓国ミュージカル/ブログ/レポ/レビュー/演劇/感想/舞台/観劇/劇団糸へんの楽屋口/糸へん/イリジ/Disny/ メアリー・ポピンズ


ウォルト・ディズニーの約束
ウォルト・ディズニー:トム・ハンクス / P.L.トラヴァース:エマ・トンプソン
(あらすじHPより)
『メリー・ポピンズ』映画化を目指すウォルト・ディズニーと、それを阻もうとする原作者のP.L.トラヴァース。
ハリウッドにやってきた彼女は、ウォルトたち映画製作者が提案する脚本アイディアをことごとく否定する。
なぜ彼女は頑に「メリー・ポピンズ」を守ろうとするのか?
その答えが、幼い頃の彼女と父親の関係にあると知ったウォルトは、映画化実現への最後のチャンスをかけてトラヴァースに”ある約束”をする・・・。
エマ・トンプソンさま 演じる原作者のトラヴァース夫人、、、
世も時代なら『ああ言えば○祐』と言われかねないほどの言葉の応酬がすごすぎて、笑ってしまいます。
他愛のない会話の受け答えから、製作陣との脚本読み合わせまで、
正直、
近くにあんな人いなくて良かった。。。

と、そう思いました。(笑)
その気難しさは最後の涙を誘うシーンでもブレることなく、
「本当にもう、この人は、、、!」
とイリジも泣き笑いしたものです。
さて、トム・ハンクスさま演じるウォルトもまた、アメリカ人代表のような。
(あぁ、でも運転手さんの方がアメリカ人代表っぽいかな)
トラヴァース夫人を説得したのは「夢のような魔法」ではなかった、というのが良かったけれど、プレミア試写会への招待で放った ウォルトの一言 があまりにも衝撃的

『そんな扱いかーーーーいっ???』
ウォルトさんにツッコミ入れたくなりました。
この一言により、結局はウォルト側とトラヴァース夫人は、最後までうまくいってなかったのでは、、、という疑惑が残ってしまいました。。。笑
夢の世界を創造した2人。
一方で、幼い頃の家族との悲しい思い出が基になっていた、という側面が印象的だったのと、
幼少期の体験や過去の傷はあるにせよ、人は何にでもなれる可能性がある

そして、
もう一度メリーポピンズが観たくなる!
という製作の思惑に?、まんまとハマったイリジでございます。

そんな訳で、家のDVDを捜索して再び。。。
ミュージカルで好きな曲は?
と聞かれたら、5本の指に入るくらい好きな曲です。

「チム・チム・チェリー」や、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」 はとても有名な曲なので、映画を見ていなくても聞けば分かると思います。
でも、見終わったあと口ずさんでしまうのは、いつもこの曲かなぁ~。
夢のような魔法で子供達に色んなお作法を楽しく教えているメリーポピンズですが、この曲では、もの悲しいメロディに載せて、2ペンスを鳩の餌売りのお婆さんに、と歌って聞かせます。
たった2ペンス。
(1910年でいう20円くらい?)
銀行に預けたり、凧の紙と糸を買う事もできる。
『無駄遣いだ』
と言われても、一袋2ペンスの餌を買って、鳩や餌売りのお婆さんにささやかな幸せを与えることもできる。
ウォルト・ディズニーの約束を見ると、
夢のようなファンタジーだけでなく、2ペンスの価値、餌売りのおばあさんに象徴された”現実との向き合い方”と結びついた気がします。
少し異質ともいえる この曲は、原作者の悲しい経験に裏付けされた現実だったんでしょうか。
【Feed The Birds (Julie Andrews)】

Early each day to the steps of Saint Paul’s
the little old bird woman comes.
In her own special way to the people she calls,
“Come, buy my bags full of crumbs;
Come feed the little birds,
show them you care and you’ll be glad if you do;
Their young ones are hungry, their nests are so bare;
All it takes is tuppence from you.
Feed the birds, tuppence a bag.
Tuppence, tuppence, tuppence a bag.
Feed the bird,
that’s what she cries,
while overhead, her birds fill the skies.
All around the cathedral, the saints and apostles
look down as she sells her wares.
Although you can’t see it,
you know they are smiling each time
someone shows that he cares.
Though her words are simple and few,
listen, listen, she’s calling to you.
“Feed the birds, tuppence a bag.
Tuppence tuppence tuppence a bag.”
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