前回の、
”目からウロコ”のチケット予約を経て、ようやく劇場入り。
この時点で達成感があった。。。笑
改めまして、義経千本桜 観に来たよ。お弁当は三越で買ってあったので、歌舞伎座B1でお土産ハンティング~♪
和菓子や伝統雑貨がひしめく中、ひと際輝くスウィーツ発見~
おぉっ!美しい。
歌舞伎座スイーツ「KABUKU~へん」カブクーへンって。。。。
と思ったけど、
仕上がりのクオリティの高さといったら。花魁 八橋の十三段重ねの草履のイメージらしいです。
ちなみに1個(半足?)600円也。
頑張れば一口でいけますな。ほほっ
心がほっこりしたことろで、さぁ入場です。しかしながら、筋書きすら予習してこなかった不届き者2名。
やっぱり不安だったので、噂に聞く(しっかりHP告知してますが)
イヤホンガイドを迷わずレンタル。
イヤホンガイド700円+保証金1000円
※保証金は返却時にバックされます
ハイ、再びウロコpoint
イヤホンガイド、絶対レンタルおススメです
予習を怠ったイリジでも楽しめたのは、このイヤホンガイドのおかげ。
開幕前の作品概要に始まり、劇中では、登場人物、役者名、屋号から、音楽、衣装、舞踏、歌舞伎ならではの約束事まで、絶妙の間で解説が入ります。
たとえば、4幕「木の実」では、若侍 小金吾の決闘シーン。
「上は浅木色、下は灰色のいでたちだが、袴に入った切れ込みから垣間見れる鮮やかなブルーが見えます。若侍らしい浅木色との対比も観どころです」のような具合で、解説IN
舞台上にヒラヒラと舞う若侍と、衣装も含めてシーンを楽しむ事ができました。
なんと、イヤホンガイド公式HPでは
解説員の方々のプロフィール紹介までございました。
これは、
片耳が塞がっても、解説員さまの言葉に耳を傾けた方が3000文くらいお得です。この解説員さま達の絶対的な安心感のある語り、思わず人生の悩み相談まで打ち明けてしまいそうになった事を、ここに告白いたします。(残念ながら、一方通行なのでこちらの声は届きませんが)
ようやく席に座り、観劇です!
通し狂言 義経千本桜(夜の部) 筋書きは公式より
四幕目 木の実
小金吾討死<配役> いがみの権太 仁左衛門
若葉の内侍 東 蔵
主馬小金吾 梅 枝
猪熊大之進 市 蔵
鮓屋弥左衛門 歌 六
小せん 秀太郎
◇権太の家族愛と様式美溢れる大立廻り
大和の下市村の茶店。平維盛の家来の主馬小金吾は、御台の若葉の内侍と若君の六代に付き添い、維盛の行方を捜す道中。そこへ、いがみの権太が現れ、小金吾に因縁をつけて金を巻き上げます。その直後に追手に囲まれた小金吾は、若葉の内侍親子を逃し、あえない最期を遂げます。そこへ偶然通りかかった権太の父の弥左衛門は、小金吾の首を討ち落として家に持ち帰ります。
五幕目 すし屋<配役> いがみの権太 仁左衛門
小せん 秀太郎
弥助実は三位中将維盛 時 蔵
お里 孝太郎
お米 竹三郎
鮓屋弥左衛門 歌 六
若葉の内侍 東 蔵
梶原平三景時 我 當
◇世事に翻弄される庶民の哀切を描く
すし屋を営む弥左衛門は、平重盛への旧恩から、子息の維盛を奉公人の弥助として匿っていますが、権太が訴人すると聞いた妹のお里は維盛を逃します。そこへ源頼朝の重臣の梶原景時が訪れ、維盛の首を差し出すよう弥左衛門に命じるところ、権太は褒美欲しさに維盛の首と内侍親子を突き出します。怒った弥左衛門は思わず権太を刀で刺しますが、意外な真実が明かされ…。
大 詰 川連法眼館<配役> 佐藤忠信/忠信実は源九郎狐 菊五郎
静御前 時 蔵
駿河次郎 團 蔵
亀井六郎 権十郎
飛鳥 秀 調
川連法眼 彦三郎
源義経 梅 玉
◇親を慕う子狐の深い情愛を描く物語
川連法眼と飛鳥夫妻のもとに身を寄せている義経を訪ねて、佐藤忠信が現れます。この忠信は実は狐で、親狐が初音の鼓の皮に用いられているのを知り、忠信に化けて静に付き添っていたのです。親を想う子の情愛に心を打たれた義経がその鼓を与えると、喜んだ狐は鼓を手に古巣へと帰って行くのでした。
今回一番嬉しかったのは、大詰の「川連法眼館」
渋谷ヒカリエで見た、亀治郎の大博覧会「四代目市川猿之助襲名記念 渋谷亀博」の舞台セットがそこにあるじゃないか!
親狐を鼓にされてしまった子狐が、親をしたい、鼓を追ってどこまでも追いかけてくる親子の情。
狐の世界でもこれだけの情があって、人間同士・家族でも憎みあう世界のむなしいこと。。。
狐に扮した菊五郎さん。
犬でも、猫でもなく、狐。
とっても愛嬌のある動きでした。
この川連法眼館では、源九郎狐の”欄干渡り”や”早替え”なんかも見所の一つ。
狐がトテテテーーーーっと欄干を駆け抜けると場内は拍手、拍手!
これに限ったことではないですが、
「決まった所で、舞や型が決まるとわき起こる」拍手。
レミゼでいうアンジョの死の場面のような。。。お客さんも心得ていて、その間があるんですよね、きっと。
書きたい事がありすぎて、間に合いません。
ここまで書いておきながら、もう少しまとめてからアップしたいと思います~。
乱雑なメモ日記にお付き合い頂き、ありがとうございました。
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